当財団について About Us
中條文化振興財団の活動
文化は世界人類の英知であり、精神の所産であります。その文化は全人類の共有財産であり、その享受も平等であります。
そして、私たちの讃岐・香川にも、ふるさとの土から生まれ育ったすばらしい文化があります。今日を生きている私たちは、各時代の先人たちが創造してきた伝統文化を大切に受け継ぎ、育て、次の次代に伝えていかなければなりません。同時に、新時代に即応した「新生香川」の文化の創造も望まれております。
財団法人中條文化振興財団は、讃岐・香川の地が心豊かで、限りなく息づいている「ふるさと」であることを願い、文化の継承と創造に寄与していくことを目的として設立され、その拠点として公開の茶室「美藻庵」「晴松亭」が建設されました。
公益財団法人移行について
当財団は平成22年3月初旬に開催された香川県公益認定等審議会において公益法人への移行が認定されました。これにしたがい、平成22年4月1日をもって「公益財団法人中條文化振興財団」に移行いたしました。
美藻庵・晴松亭について
美藻庵・晴松亭は、財団設立者 故中條晴夫氏の遺言によって建築された茶室です。
氏は、茶の湯の文化のさらなる隆盛を切望され、伝統ある茶の湯の継承とその発展を願い、ひいては文化全般の振興を展望されておられました。
美藻庵・晴松亭は、本格的な「茶事」はもとより、「大寄せ茶会」も可能な設計と致しました。流派を問わず茶の湯を嗜む多くの方々に、それぞれの趣向でご自由にご利用いただければと考えております。また、茶の湯の文化の発信受信の拠点となり、親しまれ、楽しまれる交流の場となって欲しいと願っております。
皆様の心に残る一期一会の空間としてお役に立てれば幸いと存じます。